高級ミニバンの代名詞とも言っても過言では無いアルファードハイブリッドですが、中古市場でも手の届く範囲になってきました。
新車時はガソリンと比較しても90万円以上は高かったものの、中古車となるとリーズナブルな物も多くなってきました。
中古車で気になるのはやはり不具合です。
そこで今回はアルファードハイブリッド20系の不具合、故障の際にすること、さらに、もしも故障した時の対処法などご紹介しましょう。
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アルファードハイブリッド20系の不具合は?
高級ミニバンとして有名なアルファードハイブリッド20系ですが、不具合内容を見てみましょう。
まず、新車時から5万キロまでの不具合ですが、ほぼ不具合は無く安心して乗ることが出来ます。
実はトヨタは他車と不具合率を見ても圧倒的に低く、27万キロ以上乗っても大きな不具合も無く乗り続けることが可能です。
フレームの設計、エンジンの強度共に最高クラスの設計で作り出されており、安心して乗ることができます。
しかし、中にも不具合があります。
〇バッテリー上がり
夕方、ショッピングセンターなど買い物で駐車した際、うっかりヘッドライトをつけたまま買い物に行き、いざ出発と思うとエンジンが全くかからない場合があります。
夜間ならヘッドライトがついている状態だと分かりやすいですが、夕方など気づきにくい場合があり最も多いトラブルがバッテリー上がりです。
対処法は他の車からバッテリーケーブルで電力をもらうジャンピングスタートが確実です。
ジャンピングスタートでエンジン始動後、30分はアイドリングをするようにしましょう。
アイドリングすることでオルタネーターを回しバッテリーを充電することが可能です。
間違ってもすぐにエンジンを消さないようにしましょう。
〇パワースライドドアの故障
10年経過する頃に急にトラブルが発生する物です。
パワースライドドアの故障は開ける際問題無く開けることが出来るが、いざ閉めようと思うと閉まらないことがあります。
電子機器で操作されていますので、一部の部品が壊れるだけで機能全体が使えなくなることもしばしばです。
故障が起きた場合はすぐさまディーラーなどに電話をして車を引き取ってもらうか、対処してもらうようにしましょう。
間違ってもスライドドアが開いた状態で運転するのはやめましょう。
アルファードハイブリッド20系故障かな?と思ったらすることは?
アルファードハイブリッド20系故障かな?っと思ったらすることをご紹介しましょう。
まず、アルファードハイブリッド20系故障ですが、急に起きることがしばしばです。
本来は完全に故障する前にディーラーなどに持って行き修理を依頼する方が後々のリスクを考えると有効ですので見分け方などをご紹介しましょう。
〇不具合の内容を覚えておく
昨日まで何とも無かったけど、変な音がしたり、振動があったりと機械的なトラブルの場合何らかの予兆があります。
予兆の段階でディーラーに持って行き修理を依頼すると思いますが、その際重要なポイントは「いつ」、「どこから」、「どんな」が挙げられます。
まず、「いつ」は不具合を発見した日で大丈夫です。
朝は不具合が出ており、昼間は出ていないなどの現象もありますので事細かに覚えておきます。
また、エンジン始動後とか、運転して20分くらい経ってからなどの場合もあります。
また、たまにしか起きない場合などもありますので起こる状態を事細かに覚えておきましょう。
次に「どこから」は不具合の場所のことを指します。
例えば異音の場合、運転席より前なのか、後ろなのか、場所を推測で構いませんので覚えておきましょう。
最後は「どのような」とは不具合の音のことです。
ディーラーで伝える際は擬音語で構いませんので「カタカタ」、「コトコト」、「キンキン」など音の内容を伝えましょう。
ディーラーで見てもらう際は自分が病院に行くような物だと思っても過言ではありません。
例えば病院で熱があってしんどいと伝えても、事細かに聞かれると思います。
誤った情報だと違う病名に診断され、病気は治るどころか悪化する場合もあります。
車も同じことで、隅々まで調べるとなると到底1日では済まなくなってしまいます。
的確に修理し、余分な部品交換も無しにする手段はやはり不具合内容を的確に伝えることでスムーズに修理も進みますので実践してみてください。
アルファードハイブリッド20系故障の対処法をご紹介!
次はアルファードハイブリッド20系故障の対処法をご紹介します。
まず、故障となると気が動転しがちですが、冷静に対処しましょう。
〇不具合があった場合はすぐさま安全な場所に停車する
もし、走行中不具合を発見した際すぐさま安全な場所に停車するようにしましょう。
走行に関係するエンジン回り、足回りなどがメインですが、バンパー類などのグラつきなども注意が必要です。
足回りの場合ハブボルトの欠損などの場合重大な事故になりかねますのですぐさま安全な場所に停車する必要があります。
また、バンパー類などのグラつきも放置しておくと、落下し、後続車と接触してしまう事故などもありえます。
もし落下し相手の車などを傷つけてしまった場合など車の部品も落下物扱いになります。
落下物はドライバー本人の責任となり過失も問われるほどです。
不具合を発見した時はすぐさま停車し、ディーラーなどに電話で問い合わせてみましょう。
〇ハイブリッドバッテリーの不具合
アルファードハイブリッド20系故障と言えばハイブリッドバッテリーの不具合でしょう。
ハイブリッドバッテリーは通常のバッテリーと同じで、充電と放電を続けるうちに徐々に劣化して行きます。
特にハイブリッド走行の多用など放電が多い分、充電するサイクルも多くなり寿命を短くする要因となっています。
ハイブリッドバッテリーの交換ですが、必ずディーラーか、整備工場にお願いしましょう。
ハイブリッドバッテリーは通常の車のバッテリーと違い、高い電圧を発生しています。
感電やショートも通常のバッテリーとは違い非常に危険です。
現在はハイブリッド車の整備は低電圧整備の資格が必要とされています。
ディーラーでの整備の場合は問題ありませんが、町工場の整備工場に依頼する場合資格のある店舗にお願いしましょう。
〇電子部品類の故障
現在の車は電子部品で制御されており、昔の車と比べても急に故障するように思われます。
電子部品での故障の場合、予兆もなく急に壊れることが多くいきなり壊れることがあります。
パワースライドの故障なども電子部品で制御している為急に故障することがあります。
電子部品類の故障の見分け方をご紹介しましょう。
・ヒューズは切れていないか
急に動かなくなった場合はまずヒューズを確認しましょう。
電動パワースライドドアの場合、エンジンルーム内、もしくは、ダッシュボード付近にヒューズがあります。
ヒューズが切れている場合は新しい物に交換し再度動くか試してみましょう。
・バッテリー端子のマイナスを抜く
ヒューズが正常の場合バッテリーのマイナス端子を抜いてみましょう。
現在の車は各部品通信制御が行われており、何等かのエラーが発生した場合作動しなくなる場合もしばしばです。
マイナス端子を抜いて10秒ほど放置し、再度接続すると内部のエラーも解除され不具合が解消する場合もあります。
アルファードハイブリッド20系不具合、故障かなと思ったらすること、故障対処法まとめ
アルファードハイブリッド20系故障ですが何の予兆も無く急に故障することがほとんどです。
それはほとんどの部品が電子制御されており、内部エラーなどでも機能が全く動かなくなるケースがあります。
もし、予兆がある場合はすぐさま安全な場所に止まり不具合内容を確認することをおススメします。
そのまま走行すると状態を悪化させる場合もありますので不安に思ったらすぐにディーラーなどに問い合わせてみましょう。
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