高級車ミニバンの代表であるトヨタのヴェルファイア、購入を検討されている方にとってはグレードの違いや選び方のポイントについて知っておきたいところ。

今回はヴェルファイアのグレードの比較や姉妹車との違い、おすすめのグレードについてご紹介します。

ヴェルファイアのグレードは一覧にすると分かりやすい

引用:http://www.sixth-sense.jp/cathand/detail-640790.html

ヴェルファイアには大きく分けて、ガソリン車とハイブリッド車の2つのタイプがありますが、さらにその中に様々な仕様や装備の違いから、ガソリン車には9種、ハイブリッド車には6種の合計15種のグレードがあります。

付け加えて言うとガソリン車の中には2.5Lエンジンと3.5Lエンジンの物が混在します。

それぞれ単体で見ていてもわかりにくいのですが、一覧にすると自分が求めている物がどれなのかわかりやすくなります。

購入に際し、何を重視するのかという事です。

ポイントとして、購入コスト、燃費、仕様などが主な物です。

まず、購入コストとは文字通り車体を購入する際にかかるコストの事です。

燃費については、一般的には「燃料1Lあたりの走行距離」という解釈になりますが、そこに付随して燃料コストという物もついてきます。

これは例えば5万キロ、10万キロ走った時の比較としてAタイプとBタイプではどのくらい差が出るのかという事です。

そして仕様は車体の装備であったり、装備可能な内装であったりという部分です。

引用:http://kakaku.com/kuruma/used/spec/Maker=1/Model=30031/Prefecture=41/

最初の購入コストは標準装備と言われる物でも、グレードの高い車種と低い車種では倍近く違う事もあります。

どこでその違いがでるのかと、自分に必要かどうかを考えれば、自然と選択肢は決まってくるでしょう。

燃費性能についは、標準検査の結果として載っていることが多くありますが、エンジンの排気量によって変わります

排気量の小さいものほど燃費性能は高く、排気量の大きいものほどパワーがあり、ハイブリッド車についてはガソリンと電気の両方なので、エンジンの構造そのものが異なります。

仕様について大きな選択肢として、まずは超ロングスライドかパワーリクライニングのどちらかという事です。

いずれのグレードもこの2つのうちのどちらかになるので、そこを考えてのグレード選択にもなってきます。

他にもオプションで付けられる物なのか、そうでは無いのかなど様々です。

1つ1つ見るよりも一覧比較すると見えてきますね。

ヴェルファイアのグレードを比較してみました

引用:http://sti.is/zy-u12716-ire-mqdy-x5099-ntyt/

ヴェルファイアはボディタイプ別に標準ボディとエアロボディの2タイプが用意され、それぞれに異なるグレードと価格があります。

価格帯も結構幅があるので購入を考える場合はきちんと情報を整理し、比較検討した上で自分の欲しいグレードを選びましょう。

まず、標準タイプにはXからExecutiveLoungeの4グレードがありXが8人乗り、その他は7人乗りで駆動は全て2WDと4WDの2タイプから選択できます。

価格は基本グレードXの337万6080円からExecutiveLoungeの702万8640円~の設定で、その上位価格帯に各々のグレードのハイブリッド車が続きX~VLは80万円から100万円程度上乗せ、ExecutiveLoungeは30万円ほど上乗せした価格になり、駆動は全て電気式4輪駆動です。

エアロタイプは基本のZからExecutiveLoungeZまであり、標準ボディ同様上位価格帯にハイブリッド車が用意されています。

引用:https://www.carsensor.net/contents/testdrive/category_123/_63068.html

乗車人数はZタイプだけが7人乗りと8人乗りがあり、他は全て7人乗りで、駆動についてはガソリン車は2WDと4WDのいずれか選択でき、ハイブリッド車は全て電気式4輪駆動です。

価格は標準ボディより若干高めで、Zは371万4120円からExecutiveLoungZは717万7680円~、Zのハイブリッド車HYBRIDZは463万2120円、ExecutiveLoungeZのハイブリッド車HYBRIDExecutiveLoungeZは705万2760円とボディタイプ別に同等クラスのグレードを比較した場合、価格差はあまりありません。

標準ボディのグレードXの基本価格が337万6080円なのでエアロボディZとの価格差が約30万円、Xのハイブリッド車HYBRIDEXの基本価格438万4800円とZのハイブリッド車の価格差が約20万円ですから、購入を検討する際は予算という点ではまずガソリン車にするのかハイブリッド車にするのか検討してから好みによりボディタイプを決め、欲しいグレードを選ぶようにしてはどうでしょうか。

【トヨタ】ヴェルファイアのグレードや、姉妹車との違い

引用:http://www.sixth-sense.jp/cathand/detail-640790.html

トヨタ自動車が誇る人気ミニバンの1つが「ヴェルファイア(VELLFIRE)」です。

2008年(平成20年)に初代が誕生しており、同じトヨタのアルファードとミニバンの人気を二分する車種です。

ヴェルファイアの中でもいくつかのグレードが存在し、それにより価格帯も違ってきます。

現在のグレードでの大きな違いと言えば、まずガソリンモデルか、ハイブリッドモデルかどうかです。

ハイブリッドモデルは、その駆動がE-Fourと呼ばれるものであり、日本語で表現すると電気式4輪駆動方式になります。

ヴェルファイアのグレードの中で、現在最高位に位置付けされているのが「Executive Lounge Z」であり、この車種は、当然「ハイブリッドモデル×E-Four」となっていて、トヨタ自動車が誇る技術が詰まったハイグレードミニバンの1つであると言えます。

お金に糸目を付けないのであれば、メーカー正式オプションでのロイヤルラウンジも魅力的です。

座席シートは最先端の技術とノウハウが蓄積された広々としたリクライニングであり、タッチパネル式で各種操作が行えます。

その空間は極上の空間と言え、車両価格は1500万以上にもなります。

引用:http://catalog.carsensorlab.net/toyota/vellfire/f001/m001/g055/

前述したアルファードはヴェルファイアの姉妹車であるのですが、グレードや性能に大きな差はありません。

強いて言えば「外観が違います」。

特に正面からのデザインが顕著に現れており、どちらがグレードが良い等と言うことはなく、選ぶ人の好みになってきます。

アルファードは落ち着いたデザインを好む年齢層が上の人が選ぶ傾向が多く、反対にヴェルファイアは若者が選択する傾向にあるようです。

抽象的な表現かもしれませんが、アルファードは「上品さや洗練さ」を追求した車種であり、ヴェルファイアは「力強さと先進性」を兼ね備えたモデルとなっています。

ヴェルファイアの購入を選択される場合、特色・特徴を踏まえた上で、最終的にはデザインで選ぶのも1つの手かもしれません。

憧れの一台ヴェルファイアのおすすめグレードとは?

引用:https://www.netz-osaka.co.jp/contents/new-car/detail.php?id=vellfire

現代の日本において人気をあつめ、各メーカーでの開発競争と激しいシェア争いが繰り広げられているLクラスミニバン市場です。

トヨタがこの市場にアルファードを投入して15年以上の時が経ちました。

デビューから急速に人気を集めてシェアのトップを奪い日本人の憧れの一台へと上り詰めました。

ヴェルファイアはこのアルファードから派生した車で、今ではアルファードと並び立つトヨタの旗頭となる車です。

ヴェルファイアは高級志向ミニバンであり、所有する喜びを感じられる工夫と計算されつくされた快適性をどのグレードでも感じる事ができる車にしがっています。

その中でもおすすめのグレードが「ExecutiveLoungeZ」と冠されるグレードです。

3.5リッターガソリンエンジンを搭載するこれと、2.5リッターエンジンにハイブリッドを組み合わせた「HYBRIDExecutiveLoungeZ」は両者とも最高グレードということもあり非常に高価ではありますが、ヴェルファイアの本来の形であると言えるでしょう。

引用:http://www.macchina-style.com/flow_gallery/gallery_list-1089-5473-1.html

まずパワートレインですが、普通の2.5リッターエンジンのモデルはあまりおすすめできません。

日本車の中でも重たい部類にはいるヴェルファイアであり、さらに7人及び荷物を載せる事考えると余裕ある3.5リッターエンジンまたは加速特性に優れるハイブリッドを組み合わせたグレードが圧倒的に快適です。

高速クルーズは3.5リッターエンジンが街乗りではハイブリッドが快適な加速とドライブフィーリングを実現できており用途によって選ぶと良いでしょう。

ExecutiveLoungeZは、アクセサリー類にも妥協がなく選択肢も広いため購入時により自分好みの一台に仕上げることができるグレードであり、そのままでもラグジュアリーカーとしての品質を突き詰めている事もありオーナーの気持ちの高ぶりと本物を所有する自信を体感することが出来るグレードとなっています。

かなり多くのグレードが用意されているヴェルファイアですが、やはりラグジュアリーカーとしての一面が強いこの車は値段で妥協する車ではない一台です。

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この記事を書いた人

マーサ
神奈川県出身・定年を過ぎ時間をもて余しています。ドライブには湘南・箱根エリアをTIDAで乗りまわしています。