CX-8の下取り価格は、数年後乗り換えの時に安くなったりしていないか気になります。
マツダは、かつて大幅な値引きをして、新車を売っていた時代がありました。
そのことが、下取り価格にも影響していました。
下取り価格はどうやって決められているのか、また、CX-8の数年後の下取り価格を予想します。
CX-8の下取り価格
下取り価格とは?
下取りとは、車やゴルフクラブなど高価なもの、買い替えがあるものを買う時に、購入価格を安くするための方法の一つです。
今まで乗っていた車や、使っていたゴルフクラブを、ディーラーやゴルフ用品店に買い取ってもらうことで得たお金を、新しい車やゴルフクラブの購入価格に使うことができます。
購入価格が安くなるので、実質値引きしてもらうことと同じと言えます。
下取りにおける注意点
- 下取りで得たお金は、新しい車や、新しいゴルフクラブの購入にしか使うことができない
- 下取り価格は買取価格より安くなることが多い
- 下取り価格は、年数が経てば安くなる
下取り価格の決め方
下取り価格は、一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)が発行するイエローブックによって定められた規定に準じて決められています。
基本的に、ディーラーはメーカーに問わず、この一般財団法人日本自動車査定協会に加入しているため、メーカーによって下取り価格が全然違うということがないようにされています。
実際の下取り価格の決め方は、
下取り価格 = 基本価格 +[年式、グレード、走行距離、色、キズ、修理歴]
です。
このうち、基本価格が日本自動車査定協会によって定められています。
下取り価格は長く乗ると0円になる?
ディーラーは乗った期間が5年未満の車の下取り価格を決めるときには、イエローブックを使います。しかし、5年以上乗った車になるとディーラー独自のマニュアルを使って下取り価格を査定します。
ディーラー独自のマニュアルでは、年式と走行距離に対する減点が大きくなっています。そのため、丁寧に乗って状態のいい車でも、普通に乗った車と下取り価格は変わらないということも、普通にあります。
年式が10年を超えると下取り価格は0円にされることが多いようです。
理由は、下取り査定額が低くすることで、「3年後のこの車の下取り価格は0円です。乗り換えるなら今ですよ。」といったセールスができるようになるからです。
大切に乗った愛車が、問答無用に0円査定されるのは、なんとも言えないですよね。
※すべてのディーラーがそうであるとは限りません。
CX-8の買取価格
買取価格とは?下取り価格とは違う?
下取り価格も買取価格といえるのですが、厳密には少し違います。車の下取りは基本的にはディーラーがします。しかし、車の買取を専門に行う業者や、中古車ディーラーも買取をしています。
その場合も買取価格というものが存在します。
基本的には、買取価格は下取り価格よりも高くなります。その理由とはなんなのでしょうか?
買取価格の決め方
買取価格も基本的には下取り価格と同じ方法で決められています。
車種、グレード、年式によって基本価格が決まります。
そこから、
- 走行距離
- 修理履歴
- ボディカラー
- オプションやカスタムパーツの有無
- 書類関係があるかどうか
- 希少価値があるか
- モデルチェンジの時期
- 海外での需要があるかどうか
によって、加点や減点がされます。
下取り価格では、オプションやカスタムパーツによる加点はない
下取りでは、車についているオプションやカスタムによって加点されることはありません。純正でない最新のカーナビが搭載されていたり、インチアップされたタイヤを装着していても、下取り価格には大きく影響しません。
また、車種の人気がなんらかの理由で高くなっても、買取価格には影響しますが、下取り価格には影響しません。
これらの理由には、ディーラーはあくまでも新車の販売を専門にしていることがあります。
ディーラーは、車を買い取っても、再販ルートを持っていないため、中古車として自店で安く売るくらいしか買い取った車を処分する方法がないのです。
しかし、買取業者は、独自の再販ルートを持っているため、車種の人気度合いや、オプション、カスタムパーツにおいても、加点することができます。
こういった理由から、最近では愛車をディーラーで下取りに出さずに、買取業者に売却することを選択する人が増えています。
買取業者に車を売却して得たお金は、新車の購入金額に充てることも、他のものに使うのも自由です。
下取りに出すメリットは、「手間がかからない」くらいしかなくなってきています。
買取価格を安くしないためには?
買取価格は、数年後、今の車を乗り換える時に重要になります。新しい車を買う時、ついつい今の車の値引きばかりを気にしてしまいますが、乗り続けてきた車を高く売却することができれば、実質値引きしてもらったことと同じです。
それでは、買取価格を安くしないためにできることを紹介します。
発売から長い期間人気が維持できている車を買う
CX-8は発売されてからまだ期間が経っていないため、数年後の買取価格を予想することは比較的難しいです。しかし、CX-8と似たCX-5の買取価格からある程度予測することができます。
CX-5の3年後の買取価格は新車購入価格の5〜6割とされています。この数字はハリアーや、フォレスター、エクストレイルなどの人気SUVと遜色ありません。
CX-8も同等の買取価格が期待できそうです。
ボディカラーは人気がある色を選ぶ
車のボディカラーも買取価格に影響する要素です。
買い取った車を再販するとき、売れにくいと買取業者も困ってしまいます。人気車種でも、人気のない色だと全く売れません。そのため、ボディカラーでも人気のある色を選ぶことが大切です。
どんな車種でも、白と黒は、人気がある色です。どんなにカラーバリエーションが少ない車でも必ずあると言っていい基本色なので、車の色選びに迷っている人は、買取価格を考慮して、白か黒のどちらかを選ぶのもありです。
また、車種によって人気のある色は違います。特にメーカーがおしているその車のテーマカラーというのがあります。CMで使われている色や公式ページでメインに使われている色がそうである場合が多いです。
そういったメーカーが「この車にはこの色が似合いますよ。」という色も、人気が維持できる可能性が高いです。
モデルチェンジして新型が発売される前に売却する
車は5〜6年のスパンでフルモデルチェンジがある場合が多いです。そのため、5年以上同じ車に乗り続けると1度はモデルチェンジを経験するはずです。
このモデルチェンジの前後は買取価格にも大きな影響があります。一般的には、モデルチェンジ後に新型が発売されると、それまで現行だった型式は古くなるため、買取価格も安くなってしまいます。
そのため、あらかじめモデルチェンジの時期がわかっているならば、発売までに売却するのが一番です。
ただ、そうはいっても、モデルチェンジの時期は公開されていないことがほとんどのため、時期を予想することも難しいのが現状です。
キズをつけたり、書類関係を無くさないように現状維持に努める
車は乗っているだけでどうしても、小さなキズはついてしまいます。しかし、目立たないうちにコンパウンドなどで埋めるなど手入れをすれば、現状維持できる期間も長くなります。
また、普段はグローブボックスの中に入れている書類ですが、車検時や保険加入時に取り出してそのままどこにしまったかわからない、、ということがないように取り扱いに気をつけることが大切です。
また、修理履歴がある車は、買取価格は3割以上安くなると言われています。
安全運転を心がけて、買取価格が安くならないようにしましょう。
希少価値があったり、海外需要がある車を選ぶ
日本車の人気は海外でも高いため、海外で高く売れる見込みのある車は買取価格も安くなりにくいです。また、海外では走行距離や年式に対するこだわりが日本よりも低いため、10年以上、10万キロ走行した車でも買い取ってもらえます。
希少価値とは、なかなか手にいれることができないものなので、どうすることもできない場合がおおいですが、輸入車の限定モデルなどを買う時は、買取価格まで気にするのもいいかもしれません。
買取のデメリットはあるの?
買取は下取りより高く車を売却することができるので、メリットばかりのように感じますが、デメリットもあります。
それは手間がかかることです。
一般的に、1つの買取業者だけでなく、複数の買取業者に査定に出した方が、買取価格が吊り上がります。そのため、たくさんの業者を探すことができれば、愛車を高く売却できる可能性も高くなります。
とは言え、それだけの業者を探すのも大変です。「仕事や家の用事が忙しくて、そんな時間がない、、」そう思う人も多いです。
でも、安心してください。
下取り価格のメリットは『手間がかからない』ことだとお話ししましたが、買取の場合も手間がかからない魅力的な方法があります。その方法を使えば、買取でも簡単に業者を見つけることができます。
またCX-8の支払い総額を減らす方法についても、下記のサイトで詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
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