アルファード10系は2005年にマイナーチェンジが実施されていて、マイナーチェンジ後のモデルは後期モデルと呼ばれており、2018年現在でも乗り続けている方は多数います。
さらに後期モデルの10系は口コミサイトなどで裏ワザが多数紹介されていて、各ワザを利用することで車の利便性アップが狙えます。
今回はアルファード10系の後期モデルで利用できる裏ワザ情報を紹介していきます。
Contents
アルファード10系後期の裏ワザ「シートベルト警告音解除」編
アルファード10系の後期モデルはシートベルトを装着せずに車を発進させた場合、必ず警告音が発生します。
しかし、警告音は特定の操作を行うと解除可能で、解除方法は裏ワザとして紹介されています。
シートベルトの警告音を解除したい場合には、最初にスピードメーターの下部の小型液晶に表示されている情報をオドメーターに切り替える必要があります。
アルファード10系のメーター小型液晶はオドメーターなら「ODO」、トリップメーターなら「TRIP」と表示されるようになっていて、表記がODOになっていれば、オドメーターとして動作しているのが確認できます。
液晶情報をオドメーターに切り替えた後は一度キーをオフにした後、キーをオンにして、メーター部分の右下に付いているボタンを10秒間長押しします。
ボタンを押して10秒経過したらボタンを押し続けたままシートベルトを差し込むとメーターの小型液晶に「b-off」という表記が表示されるので、off表示が出れば警告音が解除された状態になります。
ただ、シートベルトの警告音は運転者の安全を考えて搭載されているので、警告音の解除は行わず、シートベルトをしっかりした状態で車の運転を行うことをおすすめします。
アルファード10系後期の裏ワザ「シフト連動オートアンロック設定」編
アルファード10系の後期モデルは特定の操作を行うとシフトノブがパーキングの位置になった時、自動でドアロックを解除するオートアンロック機能を稼働させられます。
シフト連動オートアンロックを設定する場合、最初にアルファードのドアを全て閉めた状態にした後、シフトレバーの位置がパーキングになっていることを確認します。
シフトがPになっていれば、キーをロック、又はACCからオンに切り替えた後、10秒以内に運転席にあるドアロックのボタンをロック側に5秒間押し続けます。
ボタンを5秒間押し続けた後、ボタンを離せば自動で一度ドアロックが稼働するので、自動稼働が終わればオートアンロックがオンとなって、シフトがパーキング時に自動でドアロックが解除されるようになります。
シフト連動オートアンロックは車の停車時にボタン等でロック解除を行う手間がなくなるので、利便性アップを狙うならオートアンロック機能は稼働させておくのがいいでしょう。
アルファード10系後期の裏ワザ「遠隔ウィンドウ操作」編
アルファード10系の後期モデルは車内にいなくてもスマートキーを利用し、ウィンドウの開閉を遠隔操作で行えます。
遠隔ウィンドウ操作は特別な設定を行う必要はなく、スマートキーさえあれば可能で、遠隔でウィンドウを開ける場合には、スマートキーのロック解除ボタンを長押しすると動作音が鳴った後、自動でウィンドウが開き始めます。
ウィンドウを閉める場合はスマートキーのロックボタンを長押しすると動作音が鳴った後、ウィンドウが閉められるので、ウィンドウの操作は車外からでも簡単に行えます。
夏場などの暑い時期は一度窓を開けて換気しておくと車内を快適にできるので、出かける前に換気を行いたい時などには、遠隔ウィンドウ操作でアルファードの窓操作を行ってみるのもおすすめです。
アルファード10系後期の裏ワザ「パワーウィンドウの設定」編
アルファード10系はパワーウィンドウが採用されていて、運転席のボタンや各ドアに付いているボタンを操作することで楽にウィンドウの開閉が行えます。
しかし、バッテリー交換などを行った後には、運転席のボタンを押してもウィンドウが作動しないこともあって、パワーウィンドウの設定方法を知っておくと再設定時に役立てられます。
パワーウィンドウの設定方法に関してですが、最初に車のキーをオンにしてパワーウィンドウが稼働する状態を作った後、操作したい箇所のウィンドウの近くに移動します。
例えば、助手席のウィンドウを操作したい時には、助手席側に付いているボタンを操作する必要があって、設定を行うなら助手席側のボタンを押し続けてウィンドウを半分ぐらいまで開けていきます。
ウィンドウが半分ほど開いた後は逆にボタンを引き上げて窓を全閉するのですが、全閉した後も1~2秒ほどボタンを引き上げた状態を維持するとパワーウィンドウの設定が完了し、運転席側からも操作可能になります。
後部座席なども同じようにボタンの開閉操作を行うとパワーウィンドウが運転席側で操作可能で、運転席のパワーウィンドウボタンの小さな緑のランプが点灯していれば、パワーウィンドウの再設定が完了となります。
定期メンテナンス等でバッテリー交換を行った時には、パワーウィンドウが運転席から操作不可能になっている場合もあるので、パワーウィンドウの操作ができないなら、一度各席でウィンドウの再設定を行っておくのがいいでしょう。
各裏ワザは後期モデルだけではなく、前期モデルでも使用できるのか?
アルファード10系は特定の操作を行うとオートアンロック、ウィンドウの遠隔操作などを行えますが、前期モデルでも同じ方法で裏ワザが使用できるのか、気になりますよね。
結論から言うと、前期モデルでは後期モデルで使用可能な裏ワザはほとんど使用できず、各ワザは後期モデルでのみ使用できます。
なぜ前期モデルで使用不可能なのか、と言うと、アルファード10系の前期モデルは後期モデルと比べると一部装備が付いておらず、スマートキーも前期にはありませんでした。
その為、スマートキーを利用した遠隔ウィンドウ操作は前期モデルではできず、シフト連動のオートアンロックも前期モデルでは同じ方法を利用しても設定できません。
また、シートベルトの警告音に関しては前期モデルは警告音を鳴らす設定自体がなく、後期モデルと違い、最初から警告音が鳴らない車種となっています。
アルファード10系は後期モデルの場合、多数の裏ワザを利用できますが、前期モデルは使える裏ワザは少なく、後期モデルのほうが裏ワザなどが楽しめる設定が多数あるのがわかります。
アルファード10系後期の裏ワザまとめ
引用:https://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/ALPHARD_G/
アルファード10系の後期モデルは特定の操作を行うと様々な裏ワザを使うことが可能で、各種の操作方法は口コミサイトなどでまとめられています。
例えば、シフト連動オートアンロックはキーをオンにした後、ロックボタンを5秒ほど長押しすると設定可能で、シフトがパーキングになった時に自動でドアロックが解除され、利便性アップが狙えます。
他にもスマートキーを利用した遠隔ウィンドウ操作はスマートキーのボタンを長押しするだけでウィンドウの開閉が可能で、夏場などに覚えておくと車の外にいても簡単に車内の換気が行えます。
さらに運転席側のボタンでパワーウィンドウを操作できない場合、各席のボタンの操作を行うとパワーウィンドウの再設定が可能で、覚えておくとバッテリー交換後などにパワーウィンドウが操作不可になった時に使えます。
ただ、各裏ワザはアルファード10系の後期モデルでしか使えず、前期モデルで同じ操作を行っても利便性アップなどは狙えなくなっています。
アルファード10系後期モデルは一部の裏ワザを使うと利便性アップにも繋がるので、シフト連動オートアンロックの設定、遠隔ウィンドウ操作の方法などは覚えておくのもおすすめです。
アルファード10系の裏ワザが気になっている方は、今回の記事の内容を参考にしてみてください。
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