2016年に発売され、2018年上半期のSUV販売部門で1位を取ったのが、トヨタC-HRです。
発売から2年が経過しましたが、人気車の為、不具合やリコールが無いのか、気になるところです。
C-HRの不具合、リコール情報を調べてみました。
Contents
トヨタC-HRの不具合報告はどんな感じ?
C-HRの不具合はどのようなものがあるのか、調べてみました。
ライトの不具合
引用URL https://toyota.jp/c-hr/exterior
まず、多く見られているのが、ライトの不具合です。
不具合の内容としては、ヘッドライト、テールランプの内部に、水が垂れたような跡が
何本か見られる、というものです。発生しているのは、LEDランプの方が多い様です。
全てのC-HRに起こっている現象では無く、性能自体にも問題はありませんが、
気になる部分ではあります。
原因としては、接着、接合の不良、パーツの不具合、内部のコーティングが
垂れているなど、色々ある様ですが、はっきりとしたものはわからない様です。
殆どの方が、ディーラーに持って行き、交換してもらっているとの事ですので、
この現象が起こった場合は、ディーラーに持っていくことをお勧めします。
プリクラッシュセーフティーの異常表示
引用URL https://toyota.jp/c-hr
次に報告されているのが、プリクラッシュセーフティーの異常表示です。
プリクラッシュセーフティーは、車の衝突回避、及び衝突による損害の軽減を図るシステムのことです。
車に搭載されたレーダー、カメラにより、前方や後方の車、歩行者、障害物などを感知して、運転者に音声で警告したり、
自動的にブレーキをかけたりすることで、衝突を防いだり、衝突による損害を軽くするシステムのことです。
不具合の状況としては、衝突の危険性が全く無い場面で警告灯が点灯してしてしまうことがある様です。
原因としては、センサー部分にごみや雪が付いてしまい、誤作動を起こしていることが原因のようです。
現在は、プログラムの修正を行い、発生しづらくはななっている様です。
こちらもディーラーで対応してもらえる様なので、発生した場合は、ディーラーへ持ち込むことを
お勧めします。
エアコンの不具合
引用URL https://toyota.jp/c-hr
エアコンの不具合も報告されています。
送風、冷房、暖房が充分に風が送られてこない、異臭がする、という内容です。
こちらに関しては、発生件数としては、そこまで多くない様です。
原因は、エアコンのパーツの不良が原因の様です。
新車であれば、保証の対象内に含まれている様なので、ディーラーに対応して
貰うことをお勧めします。
各部分から異音
引用URL https://toyota.jp/c-hr
異音が発生する、という報告もいくつかあります。
一番多いのは、ナビの周辺からの異音がする、というものです。
ナビに使用されているパーツが、気温変動によって、形状が変化したことが原因の様です。
他にも、後部座席やダッシュボード付近からも異音がする、という例もあります。
異音に関しては、常に発生している音と、たまにしか発生しない音、とあります。
異音の原因を特定する為にも、たまにしか発生しないものは、現象が起こった段階で、
録音をしてから、ディーラーに持っていきましょう。
口コミなどを見ると、ディーラーの整備士さんが同乗した際には音が出ず、
解決までにかなり時間が掛かった例が多くあります。注意が必要です。
トヨタC-HRのリコールの情報を知りたい!
C-HRのリコール情報を調べる前に、よく使われる、リコールという言葉ですが、
正確に理解している方は意外と多くないのでは、と思い、調べてみました。
リコールとは
リコールとは、車の設計や製造段階で、問題があった場合にメーカー側が無償で修理、交換、返金してくれる制度のことです。
リコールに関しては、道路運送車両法という法律で定められており、問題を発見した場合は、国産車の場合はメーカーが、
輸入車の場合は輸入業者が、国土交通大臣に内容の届出を行い、対応します。
設計や製造段階の問題の為、新車ではなく、中古車であっても、リコールの対象になります。
C-HR ハイブリッドシステムの不具合
引用URL https://toyota.jp/c-hr
・発表時期
2017年10月
・対象台数
1台
・製造期間
2017年4月4日
・対象車体台番号
ZYX10-2035849
・症状
ハイブリッドシステムのインバータに不具合があり、走行振動で部品が損傷し、警告灯が点灯してしまい、最悪の場合は、
走行不能になる、という症状です。
ただ、発生台数を見ると、1台なので、気にする必要は無いものです。
C-HR 電動パーキングブレーキの不具合
引用URL https://toyota.jp/c-hr
・発表時期
2017年11月
・対象台数
22,223台
・製造期間
2016年12月2日~2017年10月10日
・対象車体台番号
NGX50-2000024~NGX50-2022558
・症状
電動パーキングブレーキ内の不具合で、電動パーキングブレーキを長期間使用しないと、
警告灯が点灯、または、電動パーキングブレーキが使用できない、となる症状です。
C-HR エンジンルーム内の不具合
引用URL https://toyota.jp/c-hr
・発表時期
2018年9月
・対象台数
128,627台
・製造期間
2016年11月8日~2018年5月14日
・対象車体台番号
ZYX10-2000001~ZYX10-2131895
・症状
エンジンルーム内の電気配線が走行時の振動で、被覆が損傷してしまい、発熱、焼損することで、最悪の場合、
車両火災につながることがあるとの事です。
こちらの内容は全て、トヨタのホームページに記載があります。
製造期間の記載があるので、この時期に購入した方は、確認が必要です。
また、自分が購入したC-HRが対象かどうかを調べることも出来ます。
上記のページで車検証に記載のある、車台番号を入力することで、すぐに調べることが出来ます。
特に中古車もリコールの対象になりますので、中古車で購入した方もしらべてみてください。
トヨタC-HRの不具合とリコール対応状況まとめ
トヨタC-HRに関する不具合、リコールの内容、対応状況をまとめていきます。
C-HR 不具合内容、対応
①ライトの不具合
・症状
ヘッドライト、テールランプ内に水垂れの跡が何本かある。
・対応
ディーラーで交換対応
②プリクラッシュセーフティーの異常表示
・症状
プリクラッシュセーフティの警告灯の異常点灯
・対応
ディーラーでのプログラム修正
③エアコンの不具合
・症状
送風、冷房、暖房で風が充分に来ない、異臭がする
・対応
新車の場合は、保証にて対応
④各部からの異音
・症状
ナビ、後部座席、ダッシュボード付近から異音が発生
・対応
異音の発生状況をある程度特定した上で、ディーラーで対応。
不具合に関してまとめてみました。
口コミなどを見ると、新車の場合は、無償で対応して貰っています。
6ヶ月や1年で定期点検がありますので、その時に気になっていることがあれば
相談した方がスムーズな様です。
リコール内容、対象台数
次にリコールの内容、対応状況です。リコールの場合は、無償対応ですので、
対象台数を記載します。
①ハイブリッドシステム
・症状
インバータの不具合で走行不能になる可能性がある。
・対象台数
1台
②電動パーキングブレーキ
・症状
電動パーキングブレーキを長期間使用しないと、作動しない可能性がある
・対象台数
22,223台
③エンジンルーム
・症状
エンジンルーム内の配線が発熱し、車両火災に繋がる可能性がある。
・対象台数
22,223台
以上が、トヨタC-HRに関する、不具合、リコールの状況です。
個人的な感想ですが、非常に人気が高く、台数も多く出ている車ですが、
そこまで大規模な不具合やリコールは出ていないな、という印象です。
不具合内容に関しては、気になる方には気になるだろうな、という内容です。
ただ、どの不具合に関しても、ディーラーで無償で対応してくれている様なので、
不具合が発生したらすぐに、ディーラーへ相談しましょう。
トヨタC-HRの不具合とリコールについてはこちらもチェックしてみてください!