CX-5はSUVとしてはかなり人気の高いクルマですが、荷室ってどのくらいの広さなのでしょうか?
寸法や広さなど気になるところですよね。
ちょっと調べてみましたのでご覧ください。
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CX-5の荷室を見てみましょう。
まずはCX-5の荷室を見てみましょう。
こちらがCX-5の荷室です。
寸法は荷室長960mm×荷室幅1040mm×荷室高790mmとなっています。
荷室の容量は505Lとなっています。
後席のシートバックは4:2:4分割となっており、左・右・中央と3等分に倒すことができるようになっています。
乗車人数や荷物の大きさに合わせてアレンジすることができ、例えばリアシートの中央席のみを倒すと、4名乗車時でもスキーやスノーボードなどの長い荷物でも載せることができます。
また自転車なども載せることが出来るでしょう。
その場合の積載できる荷物の幅は250mmまでとなっています。
さらにラゲッジルーム下にはサブトランクボックスとよばれるスペースがあります。
このスペースは、手前はカラクリトノカバーを収納し、BOSEサウンドシステムをオプション装備するとその奥にウーファーが設置されるため、実質の床下収納はないと考えておいたほうがよいかもしれませんね。
しかしこれはサウンドシステムをオプション装備した時の話です。
オプション装備しない場合は荷室として十分使用できるほどのスペースです。
フラットにしてみてみましょう。
後席も倒した状態での広さは実に1800mmもあります。
普段の生活では、このような状態にすることはあまりないかと思いますが、ここまで広ければ、大人2人が車中泊することも可能だと思います。
ただ、ちょっと段差が気になりますけどね・・・。
CX-5とCX-3の荷室を比較してみましょう
続いて兄弟車であるCX-3の荷室と比較してみましょう。
同じメーカーのSUVであるCX-5とCX-3ですが、そのボディサイズは大きく違います。
兄貴分にあたるCX-5は、車幅が75mm、車高が140mmもCX-3を上回っていますので、荷室もそれだけ大きいということになります。
特にリアがワゴンタイプの形状のために後端までその高さが続きます。
実際の荷室容量でも、CX-5がリアシートを使用した状態で505Lなのに対して、CX-3はサブトランクを含めても350Lしかありません。
サブトランクを含まないと203Lと半分以下。荷室長はCX-5の790mmに対して、CX-3は720mmとなっています。
荷室幅はCX-5の1,040mmに対してCX-3は990mmとなっています。
数値から受ける印象よりも容量が少ないのはボディ形状によるところが大きいのかもしれませんね。
ゴルフバックの積載性で比較してみましょう。
CX-5はリアシートを使用した状態でも9インチのゴルフバッグを4個積むことが可能ですが、CX-3のラゲッジはゴルフバッグは1つも収まりません。
もちろんリアシートを倒せば可能ですが、やはり後部座席を倒すと倒さないでは大きな違いで出てきますね。
これはもちろん自転車でも同様です。
CX-5は自転車を横にすれば、なんとか積載可能ですが、CX-3では不可能です。
ゴルフ以外にも2人以上でアウトドアスポーツやキャンプ、あるいは泊りがけのロングドライブなどに出かけることが多い人は、絶対にCX-5を選んだほうが良いでしょう。
CX-5の荷室の使い勝手はどう?
ではここで気になるCX-5の荷室の使い勝手について見てみましょう。
CX-5には「パワーリフトゲート」という装置がついています。
この装置は、リアゲートをキースイッチで自動操作できるシステムで、使う方の体格によって開く具合を調整できるとても便利なシステムです。
更に、タッチセンサーをリアゲート開口部の両端に設置して、お子様が指を挟んだりしないように、工夫がされています。
このパワーリフトゲートの機能や荷室の広さも考えると、CX-5の荷室の使い勝手は非常に良いといえるでしょう。
口コミを見てみましょう。
「 最初は荷室が少しせまめに思えたのですが、使用してみて予想以上にたっぷり入るので良かったです。 」
「家族でキャンプなどのアウトドアレジャーにいくことが多いのですが、荷物が多く載せられるCX-5を選んで正解でした。また子供たちが遊んでいる間は、後席を倒して横になることもできるので最高です」
などの口コミがありました。
CX-5で車中泊は可能か?
CX-5の荷室の広さについてはわかりましたが、では実際に車中泊は可能なのでしょうか?
CX-5はリアシートをすべて倒し、前席シートをめいいっぱい前に移動させれば約180cmのスペースを作ることが可能です。
身長180cmなどの大柄な人が寝るには狭いかもしれませんが、それ以外の方なら車中泊は十分可能なだと思われます。
すこし気になるのが、多少の段差ができてしまうことですが、それはCX-5のシート座面は厚みがあるためなのでしょうがないかもしれませんね。
ですがこのままの状態で寝ることはまず不可能です。
では前席も倒すとどうでしょうか?
前席も倒してフルフラットの状態にすれば、なおさら車中泊は可能になります。
ですがやはりシートの段差は無くなりませんので、専用のエアマットなどを敷いてねるのがよいかもしれません。
それでも段差が気になる人は、段差と傾斜を嫌って嵩上げ台を設置して、その上にマットを敷いて車中泊するという方法もあります。
この方法ならスペースを確保できますので、大人2人でも余裕を持って寝れそうです。
ただし、嵩上げ台までやるとなるとかなりの手間がかかりますし、その分車内高は低くなります。
ようするに圧迫されている感がとても強いです。
天井との距離が縮まり窮屈に感じてしまうので、その点だけは注意してください。
CX-5の荷室について・まとめ
最後にCX-シリーズの荷室サイズをまとめてみました。
荷室長 | 荷室幅 | 荷室高 | 荷室容量 | |
CX-3 | 690mm | 990mm | 720mm | 350L |
CX-5 | 960mm | 1040mm | 790mm | 505L |
CX-8 | 500mm | 1000mm | 740mm | 572L |
こうして比較して見てみると、CX-5が一番荷室が広いことがわかります。
クルマの大きさはCX-8のほうが全然大きいのですが、CX-8は人が乗る居住空間が広く、荷室は狭く設定されています。
なのでCX-5が一番使い勝手が良いという意見が多いのですね。
ただこれは通常時の場合です。
リアシートを倒すとCX-8のほうがCX-5よりも荷室の長さは270mmも長くなります。
そこで利用してほしいのが荷室の下の収納スペースです。
CX-5では荷室下にも収納スペースが用意されているので、そこを利用して収納も可能です。
荷室下の収納スペースのサイズは横幅約100cm、縦幅約35cm、深さ約16cmとなっています。
そこまで大きなものは入りませんが、ちょっとした荷物を入れておくのにはちょうどいいかもしれませんね。
マツダ車は以前から収納スペースが少ない。と言われてきましたがCX-5に関してはそれは当てはまりませんでした。
他のSUV(エクストレイルやC-HR)などと比較しても、荷室の広さは十分と言ってよいほど広々としていて、普通にキャンプなどに行くときにも十分なくらい荷物を載せることができるでしょう。
これからCX-5を買おうとしている人への、参考になれば幸いです。