スポーツカーとして人気を誇るスバルのインプレッサですが、購入を検討されている方にとってグレードの違いや選び方のポイントについてはとても重要でしょう。

今回はインプレッサのグレードの一覧をご紹介するだけでなく、各グレードの違いを比較し、また選び方のポイントについても解説します。

インプレッサグレード一覧は公式サイトから

引用:https://autoc-one.jp/subaru/impreza_sti/special-552639/

インプレッサには主に3つのグレードがあります。

標準グレードである1.6i-L EyeSightは、メーカー希望価格が前輪駆動車で税込1,944,000円、4輪駆動車が2,160,000円となっています。

エンジンは最高出力115馬力、最大トルクは15.1kgf・mを発揮する1.6L DOHC水平対向エンジンが搭載され、燃費は2WD車は18.2km/L、AWD車は17.0km/Lを達成しています。

装備に関しては、16インチアルミホイールやマルチファンクションディスプレイ、SRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグ、ビークルダイナミクスコントロールなどが標準装備されているので、後はここにナビゲーションを加えれば、必要なものは基本的に揃いそうです。

もう少し動力性能に余裕が欲しい方は、最高出力が154馬力、最大トルクが20.0kgf・mを発揮する2.0L DOHC直噴水平対向エンジンが搭載された2.0i-L EyeSighがおすすめです。

引用:https://autoc-one.jp/subaru/impreza_sports/newmodel-2889797/

価格は2WDが税込2,181,600円で1.6i-L EyeSightの約24万円高となります。

燃費性能は2WD車は16.0km/Lと約リッターあたり3kmほど低くなりますが、その反面動力性能に余裕があり、どっしり感のある落ち着いた乗り心地が魅力です。

またタイヤサイズも16インチから17インチにアップされ、アルミホイールや本革ステアリングなどが標準で装備されます。

最高級グレードの2.0i-S EyeSightは、エンジンは2.0i-Lと同じですが、運転席&助手席8段電動シートやアクティブ・トルク・ベクタリング、サイドシルスポイラーなどの装備が加わるほか、タイヤが18インチとさらにアップされ最もスポーティなグレードです。

価格は2,397,600円となり、2.0i-L EyeSighの約20万円高です。

なおこのインプレッサのグレード一覧はスバルの公式サイトからを見ることができます。

スバルの名車インプレッサ。各グレードを比較する。

引用:https://clicccar.com/2016/09/12/398980/

現在はCセグメントハッチバックの「SPORT」とCセグメントセダン「G4」の二つのパッケージで展開しているスバルインプレッサは、双方ともグレードはそれほど多くはなく比較的シンプルに整備されています。

全車にスバルの先進安全技術「アイサイト」を搭載しており、グレード的には最も手を出しやすい200万円程度で購入できる1.6リッターエンジン搭載の2WDモデルでもこれらの装備を搭載しているという点は魅力的です。

G4もSPORTにも共通していえるグレードの少なさですが、その分充実したメーカーオプションやアフターパーツを自由度の高い基本設計を活かしてユーザーがアレンジできる点でカバーすることが出来るのでグレードの差を感じにくい車と言えるでしょう。

最上位グレードでも300万以下で見積もることが出来るため価格の差もそれほど大きくなくCセグメントの特徴といえるコストパフォーマンスを突き詰めた一台です。

エンジンは1.6リッターと2.0リッターのボクサーエンジンが用意されており、すべてのグレードで2WDまたは4WDが選べるようになっています。

引用:https://autoc-one.jp/subaru/impreza_sports/newmodel-2889797/photo/0018.html

当然ですが4WDの方が価格は高くなるものの四輪駆動の可能性を磨いてきたスバルということもあり、インプレッサ購入の際はやはり4WDを選びたいものです。

2.0i-Sは最上位グレードとなっていますが、少し価格の低い2.0i-Lとは価格の幅も大きくないので見た目とコストパフォーマンスでグレードを選ぶことも間違いではないように感じます。

しかし1.6リッターエンジンと2.0リッターエンジンとでは走りの味は全く別物と言える点ですので、ここは妥協すべき点ではないでしょう。

さらに前述した通りセダンのG4とハッチバックのSPORTで使い方が大きく異なるのでどういった用途の車を求めているかしっかり検討して購入する必要があります。

ハッチバックは非常に利便性に優れあらゆる用途に使え車内空間も圧迫感を感じません。

一方でスタイリッシュにまとまっているのはセダンでありシンプルで大人な雰囲気をもっています。

スバル・インプレッサグレードの違い

引用:https://response.jp/article/2018/02/09/305889.html

「インプレッサ」は、SUBARUが生産する乗用車で、クーペ・ステーションワゴン・セダンの各モデルを手掛けています。

SUBARUが生産す高級フラッグシップ車「レガシィ」に格上げされた「レオーネ」の位置を埋めるかたちで誕生したのがインプレッサです。

初代モデルが1992年にデビューし、ステーションワゴンタイプがもっとも人気でした。

現行モデルとなるのは、通算五代目となるGT/GK系モデルで、2016年にフルモデルチェンジした新型です。

4ドアセダンとステーションワゴンの二つのタイプで1.6-L/EyeSight、2.0-L/EyeSight、2.0-S/EyeSightの三つのグレードが用意されており、それぞれに違いがあります。

まず、大きな違いは1.6-L/EyeSightはモデル唯一の1600㏄で、他の二つのグレードの2000㏄よりも総排気量が400㏄小型です。

 

引用:https://pacvel.com/2013

1.6-Lはアルミホイールが15インチ、2.0-Lが16インチ、2.0-Sが18インチとサイズ感の違いがあります。

1.6モデルのみが2スピーカーで2.0モデルが4スピーカーが標準装備となります。

また、2.0モデルに紫外線遮断機能付き遮音ガラスが採用され、1.6モデルは紫外線遮断機能のみとなります。

各グレードには二輪駆動と四輪駆動の設定があり、四輪駆動車は二輪駆動車よりも車両価格が20万円程高く価格設定されています。

4輪駆動はアクティブトルクスプリット式が採用されています。

三つのグレードの価格の違いは1.6-Lが車両本体価格180万円(税別)、2.0-Lは車両本体価格202万円(税別)、2.0-Sが222万円(税別)と20万円程度価格に差があります。

三つのグレードで排気量の違いと標準装備される機能に違いがあり、オプションの設定も異なります。

1.6-Lに比べて2.0-Lの二つのグレードが内装デザインや機能に高級感が持たせてあります。

インプレッサでおすすめのグレード選びのポイント

引用:https://pacvel.com/2013

スバル・インプレッサには主に3つのグレードから選ぶことができます。

どのグレードを選ぶかについては、インプレッサに何を求めるかということによって変わってきます。

価格の安さを第一優先するのなら、1.6Lエンジンを搭載するベーシックな1.6i-L EyeSightが良いでしょう。

200万円を切る価格が設定されていながら、運転支援システムのEyeSightが標準装備されており、歩行者保護エアバッグや運転席SRSニーエアバッグなども標準装備されています。

車両重量が軽いので、1.6Lエンジンでも非力さを感じることは少ないでしょう。燃費も13~14km/Lとまずまずです。

動力性能に余裕が欲しいという方は、2.0Lエンジンを搭載するグレードを選ぶのがおすすめです。

2.0Lエンジンを搭載するグレードは2つ用意されています。

どちらを選んだら良いのかについては、上質な雰囲気を求めるのか、それともスポーティな雰囲気を求めるのかで分かれます。

引用:https://motorcars.jp/subaru-launches-the-new-impreza-1-6l-engine-mounting-grade-special-edition-cm-also-started20161128

まず上質さを求めるなら上級装備を満載した2.0i-L EyeSightです。

手触りの良い本革巻ステアリングホイールや左右独立温度調整機能付フルオートエアコン、UV&IR(赤外線)カット機能付遮音フロントガラスなどの快適装備が充実しているほか、タイヤも17インチアルミホイルが標準装備されます。

スポーティな印象が好みなら、価格的には最上級グレードとなる2.0i-S EyeSightがおすすめです。

タイヤが18インチとさらにインチアップされ、サイドシルスポイラーによってボディが引き締まります。

またアクティブ・トルク・ベクタリングが装備されているため、ハイスピードでコーナーに入っても、スピンすることがないようにクルマのほうでうまくコントロールしてくれます。

なお価格は約240万円となり、ベーシックグレードと比較すると約45万円ほど高くなります。

このほかナビなどもオプションで装備すれば諸費用込みで280万円前後となります。

 
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この記事を書いた人

マーサ
神奈川県出身・定年を過ぎ時間をもて余しています。ドライブには湘南・箱根エリアをTIDAで乗りまわしています。